工業英検3級を受験したのでどんな感じだったのかを書きたいと思います。
1.その前に工業英検とは?
・日本工業英語協会のHPに「工業英検とは」というページがあるのでそちらをご覧ください。名前の通り英検の工業版みたいな感じです。
2.受験した理由
私の学校では資格などをとるとそれに応じて単位を貰えます。それと履歴書に書けるような資格が欲しかったこと、12月にTOEICを受けるためその勉強を兼ねるためです。
受けると決める前にHPにあるお試し問題を解いてみて、これ勉強すればわりと行けそうという感じでしたので受けることを決めました。
3.いかに点数をとるか
合格するためには全体の60%,120点以上を取ることが条件です。
まず、工業英検ではこういった問題がでます。
配点は1番:2×10 2番:2×10 3番:5×4
4番:5×4 5番:5×8 6番:8×4 7番:8×6 です。(計200点)
この中で絶対的にとらなければ行けないのが6番の英文和訳と7番の英作文です。
ここの2つは1問8点という超絶傾斜配点です。
全部合わせて80点、全体の半分近くを占めます。ここを落とすと合格は無理です。
できれば半分以上は取りたいところです。
なかでも6番は絶対に満点(32点)か3問は取ってください。
これだけでかなり変わります。
6番は名目上は長文問題ですが実際には使われている文法・単語はそこまで難しくありません。
ただし、技術的な知識が要求されている回がまれにあります。
それはもう自分が知っている分野が出ることを祈りましょう。
ちなみにわたしはが受けた回では波長に関する知識が問われました。
(波長の長さとエネルギー、赤外線と紫外線どちらが長い波長か、など)
私の点数戦略としては1~2番は正当率90%,3~5番は70%,6~7番は60%,計140点を取れればいいかなと言う感じでした。
4.勉強方法
使ったのはこちらのテキスト3種類です。
(1)過去問
(2)単語帳
(3)テキスト
私は問題をゴリゴリ解いて覚えて行くタイプの人ですので、とにかく過去問をやりました。
目標としては15回+サンプル問題を3週ずつやりたかったのですが実際にできたのは3週でした。
過去問をやった感想としては「あれこの資格普通に難しくね?」でした。
すでに述べましたが単位を取る目的がメインだったので少し焦りました。
もし私以上に過去問を解く型の人がいたら某フリマアプリに2008年ごろの過去問が売ってるので買ってみてはいかがでしょうか?
(私が買ったのは一番新しいもの)
単語帳は過去問を解くモチベーションがないときにひたすら覚えました。
最終的にが85%くらいの単語を覚えました。
テキスト...ほとんど使ってないです。
英語の文法的な説明は乗っているんですけど、「ここはこういう風に解いてください」みたいなアドバイスなどはなかったので
あまり使いませんでした。
5.過去問を解いた結果
その前に私の英語がどのくらいか:英検準2級、TOEIC450点
正直なところ、英語は得意ではないですね。むしろ苦手です。
とあるサイトにはTOEIC500とれれば行けるとか書いてありましたが,たしかに(ちゃんと勉強すれば)そのぐらいの能力ある人なら受かるのではないでしょうか。
良いときと悪いときの結果の差が激しかったです。(1回目)
良いときは160点くらい取れるんですけど、悪いときは100点とか90点でしたね。
2回目の結果:やっぱり良いときと悪いときの結果の差が激しかったです。
平均的に1回目より点数が20点くらいあがりました。
合格点をとるために自分の中でのキーポイントはやはり最後の7番でしたね。6番はもちろん絶対に3問は取ります。
7番はTOEIC450点の自分の脳味噌ではキツかったですね。
あそこだけTOEIC600点くらいの頭が要求されているんじゃないでしょうか。
6.試験当日
0次試験(俗にいう試験会場までの旅路のこと)は無事に...と思いきや、会場に10分前について少し焦りました。
試験の教室に入ったら結構大人の人がいたので少し意外でした。
それとこれはいろんな試験受けて思うんですけど欠席する人多くないか!?って感じでした。
お金勿体無くないか・・・?
試験自体は過去問の簡単なときくらいの難易度だったので合格したなと思いました。
7.結果
受かりました。詳しい結果はわからないのでそのうち更新すると思います。